猫を自宅で飼えないのに拾ってしまった場合はどうしたらいいでしょうか?
まず伝えたいのは、拾ってくれて、保護してくれて本当にありがとうございます。
あなたが拾ってくれなかったら、子猫ならカラスにやられて死んでいたかもしれません。
あなたは命の恩人です。
少しの期間だけでも保護できるならぜひ里親を探してあげましょう。
里親の探し方は大きく分けて4つあります。
- 友人・知人への呼びかけ
- SNSでの呼びかけ
- 里親募集サイトへの掲載
- 近隣動物病院への張り出しのお願い
里親に出すときに注意点と里親の探し方のコツを書いていきたいと思います。
里親に出すときの注意点
- 飼い主が現れた場合
- 写真の撮り方
を説明していきます。
飼い主が現れた場合
まず猫を拾ったら、7日以内に警察に届け出る必要があります。
拾った猫が野良猫ではなく飼い猫の場合は飼い主が探しているかもしれないからです。
飼い主が名乗り出なかった場合は届け出を出した3か月後にそのまま保護した人の猫になります。
法律上は自分の猫になってから里親を探す流れになりますが、もし子猫だったら3か月はあまりに長く、見た目も性格も出来上がり始めます。
もちろん保護をしてくれたあなたも3か月も待った上での里親探しは期間が長く大変負担になります。
そこで野良猫だった可能性が高い猫に限り、里親探しは警察に届けた直後から始めましょう。
里親にも条件として「警察に届けているため〇月〇日までに飼い主が現れた場合は飼い主のもとに返す可能性もあります」と必ず伝え、了承の上で里子に出しましょう。
- 猫に首輪がついている
- 猫があまり汚れていない
- やせ細っていない
- 血統書付きの猫
上記の場合は飼い主が探している可能性が大きいため、すぐには里親を募集せずにSNSを使って飼い主をさがしてみましょう。
飼い主に捨てられた可能性もありますが、できる限り3か月待ってから里親募集をしてほしいです。
もちろん、保護してくださったあなたにとって猫を3か月も保護するのは難しいかもしれません。
難しい場合は野良猫だった可能性が高い猫と同様に「飼い主が現れた場合は飼い主のもとに返す可能性もあります」と必ず伝え、了承の上で里子に出しましょう。
里子に出す猫の写真の撮り方
猫を里子に出すときの写真の撮り方ですが、SNS・里親サイトに載せる場合はとても重要です。
掲載する写真が目を引くかどうかで里親の見つかる確率も変わってしまいます。
うちの猫で悪い写真と良い写真を撮ったので比較してしてみました。

悪い写真
- 大きさが分かりにくい
- 目つきが悪い
- 性格がきつそうに見える(主観ですが・・・)
良い写真
- サイズ感が分かりやすい
- 黒目がちで可愛く見える
- 弱そう・守ってあげたくなる(主観ですが・・・)
多くの里親募集している他の猫の中に紛れてしまわないように載せる写真はとても重要です。
「この猫ちゃん、なんか気になる」
と思わせて知ってもらうことが大切です。
里親の探し方
では実際に里親を探すときはどこで探せばいいでしょうか。
上にも書いたように、
- 友人・知人への呼びかけ
- SNSでの呼びかけ
- 里親サイトへの掲載
- 近隣動物病院への張り出しのお願い
この4つがメインになります。
友人・知人への呼びかけ
ペットを飼っている友人・知人や過去にペットを飼っていた人に聞いてみましょう。
他にも「あの人、前に猫飼いたいって言ってたなぁ」と心あたりがある人は全部聞いてみましょう。
わたしの実体験ですが、以前に職場で子猫を拾った人がいて社内で聞きまわった結果、飼いたい人が見つかりました。
しかも2回も!!
友人・知人が全滅したら友人の中で一番顔が広い人にまわりに聞いてもらったり、家族総出で友人・知人に聞いてもらうのも一つの方法です。
案外、友人・知人で里親が見つかることもあります。
自分で飼えなくても力になってくれることも多いです。
SNSでの呼びかけ
TwitterやInstagramなどでの呼びかけでも里親探しは可能です。
里親募集するときには必ずハッシュタグでわかりやすいように記載しましょう。
例えば
「#子猫 #里親募集 #○○県 #茶トラ #拡散希望」
などと記載して検索に引っかかりやすいようにしましょう。
拾った経緯を書いたり、どんな人に育ててほしいかを書いたりしても良いと思います。
写真は上でも説明した通り、猫の最大限の魅力が伝わるものを載せてください。
ただし里親詐欺も横行しているので注意が必要です。
里親詐欺とは
里親詐欺とは猫を家族として受け入れるのではなく、虐待目的・殺処分目的で猫を飼うことです。
保護団体から里子をもらうには細かい決まりを設けている団体が多いです。
例えば
- 男性の一人暮らしはNG(虐待目的の人が男性一人暮らしに多いため)
- 高齢者NG(猫より先に亡くなり猫が捨てられる可能性があるから)
- カップルNG(別れて猫が捨てられる可能性があるから)
- 子供のいない夫婦(子供ができたら猫が邪魔になって捨てられる可能性があるから)
おそらく過去の里子に出した猫の末路を踏まえた結果から厳しい条件になったと思われます。
Twitterの保護団体の方tweetを見ると、これだけ厳しい条件で里親募集して問題なさそうな人に猫を里子に出しても、虐待されたり捨てられたりしているそうです。
初めて里親募集をする個人にとって、どこまで里親希望相手のことを見極められるかが大切になります。
私が思う見極め方としては
・「猫欲しいです!」だけでの連絡など常識に欠ける人はやめておく
→猫を家族として迎えたいなら「初めまして」など常識的な対応をすると思うからです。
・急かしてくる人はやめておく
→衝動的で後先考えず欲しがっている可能性があるため、早く虐待をしたい虐待目的の可能性があるためです。
・新規のアカウントの人はやめておく
→過去のtweetを見てどんな人か判断材料になるが、新規アカウントは情報が少なすぎるので。
この3つは必ず意識して里親を探してほしいです。
ファミリーの人や他にもペットを飼っているような人なら、ある程度大丈夫と思います。
それでも里親詐欺にあうこともあるので、自分の直観で違和感を感じる人は避けたほうがいいでしょう。
里親募集サイトへの掲載
有名なところだと、
メリットは里親募集専用のサイトへ掲載することで里親になりたい多くの人の目に留まります。
デメリットは里子出ている猫の数が多いので競争になってしまうことです。
里親募集サイトでも悲しいことに里親詐欺が横行していますので、SNSで探す場合と同じように慎重に里親を探しましょう。
近隣動物病院への張り出しのお願い
自宅近くの動物病院に里親募集のチラシを作製して持っていけば、高確率で受付に貼ってもらえます。
過去に友人が拾った子猫の里親募集の時にチラシを作成して5件ほどの動物病院を回りましたがすべての動物病院が貼ってくれました。
結局他の友人が里親になったので、どれくらい里親希望の連絡が来るかはわかる前にチラシを剥がしたので結果は分かりませんが、少しでも里親が見つかる可能性を増やすためには有効です。
チラシには連絡先の電話番号と猫の写真と年齢、里親を募集する経緯を記載しましょう。
メリットとしては自宅近隣の動物病院なので里親も近隣の方という安心感と、動物病院を利用していることから他にペットを飼っているので虐待の心配は減ります。
デメリットはすでに動物を飼っている飼い主のため、「2匹目はちょっと・・・」となる可能性があります。
まとめ
Twitterを見ていると思ったより猫の里親詐欺が多いので気を付けてください。
上に書いたこと全部をやるには保護してくださったあなたにとってとても負担になるかと思います。
できることだけでもいいので、ぜひ出会った猫ちゃんの幸せな人生(猫生?)につなげてあげて欲しいです。

